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八幡塚古墳(はちまんづかこふん)は、茨城県つくば市沼田にある前方後円墳。地名を冠して「沼田八幡塚古墳」「筑波八幡塚古墳」とも。茨城県指定史跡に指定されている(指定名称は「八幡塚」)。 筑波地方では最大の古墳で、6世紀前半頃(古墳時代後期)の築造とされる。 == 概要 == 筑波山南西麓、桜川左岸にある古墳で、前方部を南南東に向けている〔現地説明板。〕。うち前方部は遺存状況の悪さのため昭和53年(1978年)度に推定復元されている。後円部墳頂には八幡社が祀られており、「八幡塚」の名称はこれに因むものである〔八幡塚 (茨城県教育委員会)。〕。 墳丘復元に先駆けて茨城大学により発掘調査が行なわれており、墳丘規模や裾部の葺石・埴輪の存在が明らかとなった〔。墳丘東の八幡池(周堀の一部)と推定からは人物埴輪〔沼田八幡塚古墳出土の遺物 (茨城県生活環境部生活文化課「常陸国風土記1300年記念」)参照。〕も出土している。主体部の調査は行なわれていないため正確な築造時期は明らかとなっていないが、出土の埴輪から6世紀前半頃(古墳時代後期)と考えられている〔。 筑波国造の領域では最大の古墳であり、初代筑波国造・阿閉色命(あべしこのみこと)〔『先代旧事本紀』「国造本紀」筑波国造条に記載の人物。〕の墓と伝えられている。 昭和12年(1937年)3月9日に茨城県指定史跡に指定され、昭和47年(1972年)12月18日に追加指定があった〔。なお、本古墳の西方に横穴式石室を露出する円墳があるほか〔、筑波山南麓には多くの古墳が残っている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八幡塚古墳 (つくば市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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